2017/06/29

日本人としてできることを考えなきゃいけない。

何がつくれるのか?何をつくるべきなのか?

池田学さんの展示を見て、しばらく経つが、

今でさえまだ手が進まない。

一体何人ものアーティストが、あの巨大な木の下で途方に暮れたのだろう。

あそこまでされたら、僕らは一体何を作ればいいというのだろう。

「自分にしかできないことを作ればいい。」

そんなことはわかっているけど、本当の意味で自分にしかできなことに向かい合うことは、

途方もなくつらい。

自分ができることをする。ということは、裏を返せば「できない自分と向き合う」ということだ。

そして永遠に答えのない「すべきこと、できること」に自問し続ける。

何十年も、何かを作り続けているアーティストは、化け物だ。

そしてその葛藤の中でしか、人の心を揺さぶるものはなかなか生まれない。

学さんは「日本人でありながら当事者ではない自分」との葛藤の中、一年をかけて瓦礫を描き続けた。

そんなことできるのは、彼だけだろう。

僕は何を作ればいいのだろう?僕は何を作らなければいけないのだろう。ではなくて、

「僕には何が作れるのだろう。」

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